【インフレ対策!?】アンティークコイン投資とは?その魅力と始め方について解説

マイナーな投資
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こんにちは、やまとです。

今回はアンティークコイン投資について紹介したいと思います。

アンティークコイン投資は欧米ではそれなりの地位を確立しており、300万人ほどのコレクターがいるようです。日本では知名度が低いのですが、長引く金融緩和により円安物価高傾向の日本でもにわかに注目を集めつつあります。

コレクション系の実物資産投資なので、趣味として収集していたコインが結果的に購入時より高くなってしまったケースもあるようです。

それでは注目のアンティークコイン投資について紹介していきます。

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アンティークコインとは?

アンティークコインとは歴史的価値を持つ希少なコインのことです。

アンティークコインは金融市場の動向に左右されない安定した資産価値があります。

世界各国にコレクターが存在し、金や銀などの貴金属で作られているので価値が高く、売買しやすい点で注目を集めています。

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アンティークコイン投資とは?

アンティークコイン投資とは、アンティークコインという実物資産でキャピタルゲインを狙う投資です。

実物資産とは、不動産や貴金属、美術品など形があるもので、それ自体に価値のあるものです。 

これに対し、現金や株式などは金融資産とよばれ、それ自体は価値を持たないペーパー資産です。

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アンティークコイン投資のメリット

アンティークコイン投資のメリットとして管理コストが少ない点があげられます。

アンティークカーや高級腕時計などはメンテナンスに費用がかかり、故障や破損のリスクがあります。その点、アンティークコインはメンテナンスコストがかからず、自宅で気軽に保存できます。

コンパクトで持ち運びに便利なため、災害時にも安心です。

また、流通量が増えない点もメリットのひとつです。鋳造された数が限られているため、価値を保ちやすいです。

アンティークコイン投資のリスク、デメリット

アンティークコイン投資をやる上での問題点として情報入手の難しさがあげられます。

また、株式や債券投資などのような利子や配当金などのインカムゲインが無いこともあげられます。

アンティークコイン投資の始め方

アンティークコイン投資は数万円から始めることができます。

アンティークコインを専門に扱う業者から購入するのがオーソドックスです。

海外のコインを買う場合は、国際団体である「IAPN」に加盟している業者で購入することをおすすめします。IAPNで購入したアンティークコインは一定の信用があるといえます。

国内のコインを買う場合は、国内団体である「日本紙幣商協同組合」に加盟している業者で購入することをおすすめします。こちらも一定の信頼が担保されます。

アンティークコイン投資にかかる税金は?

投資をやる上で税金は付き物です。アンティークコイン投資も例外ではありません。

アンティークコイン投資では以下の場合に税金の支払い義務が発生します。

  • 購入時
  • 売却時
  • 相続時
  • 贈与時

それでは順番に見ていきましょう。

①アンティークコイン購入時にかかる税金

アンティークコインの購入時には消費税のみがかかります。

不動産投資の場合、登記制度があり不動産取得税や印紙税、登録免許税などがかかります。それに比べるとアンティークコインの購入時は税金面ではかなり有利です。

②アンティークコイン売却時にかかる税金

アンティークコインを売却した時の税金はコインの所有期間によって変わります。所有期間が5年以内の場合は短期譲渡所得5年超の場合は長期譲渡所得になります。

短期譲渡所得=収入金額-(取得費+譲渡費用)-特別控除額(50万円)

長期譲渡所得={収入金額-(取得費+譲渡費用)-特別控除額残額}×1/2

上記で計算した譲渡所得の金額を給与所得などの他の所得と合算して、総合課税として課税されます。

特別控除額は、短期譲渡所得と長期譲渡所得の合計で、最高50万円までです。その年に短期と長期の譲渡益が両方あるときは、先に短期の譲渡益から特別控除額を差し引き、控除しきれない額があれば残りの金額を長期の譲渡益から控除します。

③アンティークコイン相続時にかかる税金

アンティークコインも、他の相続財産と同様に、相続税の課税対象となります。アンティークコインの相続税評価は、購入時の金額ではなく、相続時の時価になります。

アンティークコインの価格は、同じコインでも現存枚数やデザイン、状態など様々な要素により価格が異なるため複雑です。

もしアンティークコインを相続した場合、買取業者による査定評価を受けたうえで税理士の方に相談するのが無難です。

④アンティークコイン贈与時にかかる税金

アンティークコインを贈与するときは贈与税がかかります。

贈与税には110万円の基礎控除があるため、時価が110万円以下のコインを相続する場合には贈与税はかかりません。

贈与税は贈与した時点での時価に応じて課税されるため、コインが安くなっているタイミングを見計らって贈与をすれば節税になります。

アンティークコイン投資をやる上で参考になる本は?

それでは、アンティークコイン投資をやる上での参考書籍を紹介します。

99%勝てる! 99%の日本人が知らない アンティークコイン投資 究極の資産防衛メソッド 実践編 安井将弘著

アンティークコイン投資初心者の方向けに書かれた本。前半ではアンティークコイン投資のポイント、他の投資法と比較してアンティークコイン投資の有利な点が書かれています。後半ではイギリスのコインについて、本書の半分を割いてカラーで詳細に書かれています。

著者の生い立ちがずらずらと書かれている箇所があり、やや冗長に感じる部分もあるが、このあたりは読者の好みがわかれるところかもしれない。内容自体は○。

まとめ

いかがだったでしょうか?アンティークコイン投資は日本ではまだまだ知名度が低いですが、長引く金融緩和や地政学リスクにより注目を集めているのも事実です。

今回紹介した本を参考に一度始めてみてはどうでしょうか?

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